alovelog

続けられるよう頑張ります。(雑な)料理、サッカー見に行った時のこと、ランニングなどが大体の話題だと思います。

震災特別番組を見て辛い思いをするなら、レンタルDVDでも借りて笑ってた方がいい

・言いたい事

震災特別番組でしんどい思いをするよりは、街に出て消費して、何なら募金でもしてきた方がいい。
(※募金はコンビニ端末から日本赤十字社への寄付などを行うのが確実です。街頭募金は避けましょう)
心を苛む情報に自ら触れる必要などなく、自分の心を守るのは自分しかいない。
「危ないと思ったら逃げる」

・このエントリの対象

震災の映像をテレビで見るとしんどい気持ちになる人
特に何もやってないけど、何かしなきゃって思ってて、それが心を軋ませてる人


・本文

「3月11日は震災特別番組が目白押し」

3月11日で震災から一年な訳ですが、まぁどこのテレビ局でも震災特別番組ってやるんですね。
各局3月11日の12時から、何なら21時ぐらいまで震災特別番組やってます。
震災特別番組をやるって事。それ自体はいい事だと思います。
被災地からの声を届けようとするのは大事な事ですから。

ただ、そればっかりなのは正直キツイぞと。


「無理して見る必要はない」

ただ、震災特別番組見てすっごいしんどい思いする人が、無理してまで見る必要は無いよと。
そんな胃が痛くなったり気の毒な思いをするぐらいなら、例えばレンタルDVD借りて来て、
そのビデオ屋(まぁ多分ツタヤとかだろう)の募金箱に金入れてきて家でDVD見て笑うとか、
友達やら家族やらと外に飯食いとか、酒飲みに行って、そんで楽しくすごすとか、
そうして気持ちを沈ませる事なく翌日からの労働とかに備えた方がいいよと。
そういう話です。


「映像の力は凄くて、それがどう影響するかは受け手に依存する」

テレビの番組自体の是非は各個の判断もあるでしょうからここでは特に言いませんが、
同じ映像見ても感じ方は人それぞれで、
製作者の意図とか、大多数はこう感じるってとこでも、
人によって反応が読めない事は多々あると思うんですね。
それがあのような未曽有の大災害であれば尚更で。
地震の映像とか東京で地震にあった俺でもマジで厳しいです。

昨今津波の映像とか今NHKの朝のニュースでも

「これから津波の映像が流れます。視聴に際してはご注意下さい」

みたいな事おっしゃるんですけど、注意してくれてもどうにもならん。
あいつら避けるタイミングなんか無しにサクっと放送するw
アナウンサーさんが警告言った後、お前ら即座に放送するやんけとか思うのですね。
胃が痛い。あれは事実上ガード不能。
聞いてからチャンネル変えるとか無理だから。

その日の通勤は心臓バクバクですよ。それぐらいの影響を受ける場合だってある訳です。
だから自衛が大事。


「情報から自分を守らないと精神的にやられる事はたくさんある」

情報の波に巻き込まれて精神を病む前に、自分を情報から引き離す。
という対策は、現代社会においては必須の自己防衛スキルだと思ってます。

震災以降キツい映像、明らかにそこで人が死んでいる映像がバンバン流れました。
自分はヘタレなのもありますが、それを見てると胸が詰まります。
被害者ぶるつもりはなく、だからこそ映像とかあんまり見ないようにしてます。

あと原発事故でも大概色んな情報が錯綜しました。

自分は幸いその分野の勉強をしてた時期があるんで、
一応ある程度の情報、発信元の取捨選択を出来ましたが、それでもしんどかった。
原発に関する知識の話を始めると原子力政策における教育の不備の話に行き着くし、
それはこれから原発をどうするかの如何によらず対応をすべき事項だとか
本項で言いたい事とは別軸の主張が入るので割愛しますが、

まぁとにかくあの「知らなきゃ死ぬ系の不安煽り」「お前の子供が系不安煽り」の嵐は
被害者と呼べる人もたくさん作ったんじゃないでしょうか?
しかもそこから被害を受けても誰も助けてくれないし、罪を問えないってのがまた問題で。

色々な判断をされた方が居て、その判断が実に潔く、ビシッとしてる人はたくさん居ます。
転居や避難をするというのも、健康な判断と行動力でなされた物は素直に凄いなーと思いました。
ただ、心が削れて健康じゃねぇなーって人、いっぱい居ると思うんですね。

そうした人は、巷に溢れてる情報に溺れて心が弱ってる訳です。
弱ってるから尚更溢れてる情報に無差別に縋り、ますます溺れる。
まともな判断が出来ないで、ずっと不安でいると、人はいずれノイローゼになってしまいます。
そういう状況からは自分を引き剥がす必要があります。

情報化社会と言いますが、その情報を取捨選択する術はあまり教えてもらえません。
ネットの情報だけでなく、テレビや新聞、書物やあらゆる広告、
自分の健康に不利益だと思えば、遮断する勇気も必要だと考えます。
(大事な情報というのは往々にして後で見ても十分有益です)


震災から一年、なんとなく慎ましやかにしてなきゃいけないって思う人も多いでしょうし、
それ自体否定する気は一切ございませんが、
気持ちが塞がったり、精神的にキツい思いをしてまで震災から一年って事にしがみ付く必要はありません。
そんな事を気に病むぐらいなら、街に出て募金の一つでもして、あとは自分の好きに過ごしましょう。

心を守るのは究極自分です。
危ないと思ったら逃げればいいんです。


変な判断をしないために自分が気をつけてる事

1.決断を短期間に迫るような情報はまず即断を避ける。
   →判断の幅を狭めさせて自分に有利な判断をさせようとしてる事が多いです。
2.子供を盾に取るような情報は信頼に値しない。
   →親は子供を出されると判断をミスリードされます。それは抗い難い事です。
3.無茶な喩え話を用いる理論は判断を保留する。
   →極論とか喩え話というのは根拠が無いというのとほぼ同義です。
4.羞恥心なく蔑称を遣って人を煽る輩から、まともな情報が出てくる事は無い。
   →そういう人は自分で考える事が出来ないので誰かが作った言葉に乗っかるしか出来ません。
5.ユーモアの無い人、柔らかさが無い人の言うことは聞かなくても概ね問題ない。
   →視野が狭窄してて余裕が無い人が言う事に引き摺られるよりは自分で判断した方が良いでしょう。

以上