alovelog

続けられるよう頑張ります。(雑な)料理、サッカー見に行った時のこと、ランニングなどが大体の話題だと思います。

観客を増やすのにサポーターが出来る事

1.友達をコンサドーレ札幌コミュニティ以外に作る。
2.一回も見た事無い人をスタジアムに誘う。
3.スタジアムに誘った時は応援活動を諦めてエスコートに徹する。(いきなり洗脳を狙わない)
4.とにかく新規のお客様に、札幌のスタジアムを体感してもらおう。


前回「札幌が何故観客を増やさなきゃいけないのか(と俺が思っているか)」を書いた。
石崎監督での4年間でよく解った事なのであるが、
「現状の財務状況のままでは継続的な強化は為されず、人や気持ちが削れていくだけ」
なのだ。継続しようがコロコロ変わろうが、結局何も残らない。
言うなれば流水の中にある砂の城。確実に削れて行ってしまう。
城を強固にすべく、観客を増やし、札幌を回る金、札幌を支える力を強く、厚くしたい。

そのように考えた。


◆観客数向上の方法は何があるだろうか。

観客動員数の向上が目当てなので、
何もしなくてもスタジアムに来てくれる人の事は「とりあえず、よそにおいて」色々考えてみる。

「観客増やそう」という時よく思いつくのは以下のようなもんだと思う。

a:コンサドーレ札幌はかっこいいとマスコミが洗脳する。
→マスコミを使おう。
→マスコミ側に立てば日ハムのがお金になるし、札幌は何だかんだで報道されてる方。

b:コンサドーレ札幌を見にいくと有名な選手を観れる。
→有名選手を獲得しよう。
→お金がないので獲得出来ない。一般市民まで知名度のある選手はJリーグでも数える程。
→それでも来てくれた中山雅史に比肩する知名度を持つ現役は、三浦知良しか居ない。

c:コンサドーレ札幌がやってるサッカーは面白い。
→いい監督を呼ぼう。
→お金がないので呼べない。呼んでも選手は現状のままだと毎年売っていかないといけない。
→更に言えば一般市民はサッカーの質まで見てない。

d:コンサドーレ札幌ナウい
→ブームを起こそう。
→aと同じ。(まぁ札幌は掛け値なしにナウいのだが)

e:コンサドーレ札幌のチケットは安い。
→タダ券撒けば来るんちゃうか?
→これはそう思う。というか効果検証を伴い戦略的に行うのであれば、やった方がいいと思う。
→とは言え、効果検証しながらのタダ券企画をやる余力がHFCにあるのかってのもある。

とまぁ、率直に言ってどれも無理というか、他力本願なところがあり、
実行出来るかどうかというのは時の運でなかろうか。
そこを考えても仕方が無い。というか、詮無い。
やはり自力で何とかなる、自分でやろうとして、やれる事を考えるべきだろう。


◆狙うべき層はどこだろうか。

「このスタジアムの空席が190万都市札幌の評価」
という言葉をそのまま受けとめると、
札幌中から総スカンされてるように聞こえるけど、多分そんな事はない。
ただ単に、スタジアムに来る人が少ない、というだけだ。

無論「愛想が尽きた」「生活が変わってもう試合を見にいけない」「優先順位が変わった」
などなど、いろんな「来ない理由」があるだろうし、
「弱いから見ない」「日ハムのが強い」「気に入らない」こんなのもあるだろう。
「来なくなった人」を再び引き入れたい。という気持ちは否定されない事だけど、
きっとそこには個々に複雑な理由があって、どうしたらいいという話にはならないと思う。
一人一人がやれる事を考える場合、その辺は捨ててかかっていいのではないだろうか。
(だって「強くなる事」は担保出来ないし、誰でも知ってる選手は獲得出来ない。「いいサッカー」をしてみても観客が増えるかどうかも解らない。リーグで上位に居られるかと言えば、それも甚だ不安だ)

来ない理由というのは、いくつかそれらしいものがあるだろうが、
例えば駅から遠いって話を解決するのは、サポーターの努力じゃ難しい。
だからそういう事に拘泥しても意味が無い。

狙うべきは、以下のような理由で「来た事がない人」だ。

「行くきっかけがなかった」
「どうやって行ったらいいか解らない(チケット入手含)」
「1人で行ってどうしてればいいか解らない」

きっかけがないなら、作ればいい。
解らないなら、引率すればいい。
そして、気に入ってもらって、また来てもらえばいい。
それを、本当に190万人が体感するまで続ければいい。
190万人に及ぶ頃には当然新しくスタジアムに来れる人が居るだろう。
そしたらまた、誘えばいい。


◆自分の世界を広げよう。

はっきり言うけど、俺は「札幌」を見てたくて札幌に引っ越してきた、富山出身の人間であるので
必然札幌に「札幌」以外の友達がいない。実にさみC。
学生の頃の友人は皆札幌を離れている。(これは北海道が抱える構造的な問題でもある)

だから友達は誘えない。

…のだが、それでは何も始まらないのだ。

「札幌」の友達は本当に心強い。それは凄く嬉しい事だし、蔑ろにしてはいけない事だ。
だけど、本当に札幌の190万人に「札幌」を広めたいならば、
「札幌」を好きな自分の世界を札幌に向けて開いて、
札幌の友を得て、「札幌」を伝えていくべきではないのだろうか。

だってそうじゃないと俺たち老いて先細ってしまうじゃないかと。
先細いのは俺の息子だけで十分とかやかましいわ。


まぁそんな事はともかく、友達増やして、札幌に誘って、
もっと札幌を身近に感じて貰って、
せめて面白そうな試合とかでも来てもらうように、
土台を広げていかんとなと、そういう事に思い及びました。

街にあるクラブを支える為に、自分も街にjoinする。

当たり前な話なんだけど、再確認しつつ、本稿の終わりと致します。
札幌を愛するなら、札幌を楽しみ、札幌に自分の世界を広げていこう。

うわぁ頑張ろう…
友達百人作ろう…

〜fin〜

written by iHatenaSync