【北海道】利尻礼文、最北限の旅(2日目礼文〜利尻)
<あらすじ>
一度は行きたい最北限、礼文島スコトン岬を目指して未明に家を出たalovesunは、無事礼文島に辿り着き、丘陵ハイキング、スコトン岬見物、廃空港である礼文空港見物を1日のうちに済ませたのであった。
◆2日目(礼文〜利尻)
写真だオラッ!!
2日目。曇りになり利尻富士は見えなくなっていた。
行動予定は特にない。初日段階で回りたいところは済ませている為、午後の「礼文島香深港〜利尻島鴛泊港」までに行ってみたいところなら行くぞ。というぐらいである。
朝食はパンでも食おうと船泊地域(スコトン岬との中間地点)に向かう。
(スケール感。南の香深港から北側の船泊へ。礼文空港は船泊の右上、スコトン岬は左上の先端)
「らぱん」でいくつかパンを買う。こいつを昨日行ってない「澄海岬(スカイ岬)」で食おうという腹だ。最北限ベーカリー……ククク………
船泊から車で10分とかそんなん。近い。スカイ岬駐車場には「稚内利尻礼文三日間、うまいもんづくしの旅」みたいなバスツアーから大量に旅行者が供給されていた。昨日の夕方だと誰もいなかったのに、人の密度が違う!
スカイ岬の港部分。
逆サイドの湾部分。水が透明なのだ。
スカイ岬の展望台、油断してたらめっちゃ人が登ってきた。前日にハード気味なハイクを済ませた俺たちと違い、彼らには堪えた事だろう……
晴れたり、夕暮れなんかは素晴らしそうですね。
岬駐車場のおみやげ屋さんでエビ汁を頂く。風に吹かれて身体が冷えちまったのさ。
ダシもそうだしエビもうめぇもんだから文句のつけようもない。一杯200円。ブレは許容範囲内、シャキ気味ネギに赤く茹ださったシマエビがウンメ〜〜!!汁完飲。押忍ごっつぁん。
スカイ岬を出てやはり車で10分程度。再びのスコトン岬。バスツアーガシガシ入ってくる!昨日の夕方とは大違い!(我々の他にはバイクの人2人ぐらいだったかな?)
昨夕はカンバンだったスコトン岬のおみやげ屋さん。他のおみやげ屋さん(スカイ岬、香深港)と違い、なんか洗練されてる。「島の人」で検索すると良いらしい。スコトン岬(の下)で民宿やってらっしゃいますね。
昼に見るトド島。
また車を走らせて、昼の礼文空港。滑走路を見下ろす。
なんか廃業した空港ってあんまりというか初めて見るのでハマってしまった。
船泊エリアを済ませて香深辺りは。礼文島唯一と思しき信号交差点。
昼飯は岩海苔ラーメンなどを頂いた。嫁様曰く「海そのものみたいな味」ホントそんな感じ。
出航まで時間があったのでサクッと礼文島郷土資料館を見物。1人300円。縄文時代から人が住んでおり、発掘や大規模建築が行われなかったせいか(←これは俺の推測)、明治以降の工事に伴う発掘でやたらと遺跡が出てるようで、展示物はとても多く、面白かった。
なんやらねぇ。ホント。
コレお前、アレやろ。とうらぶ言う奴やろ?ん?おっちゃん知っとんがよ。
さて香深港から利尻島鴛泊港に出航です。
車輌甲板へはとにかく物資積んだトラックが多く入る。船による輸送は生命線なんですな。
香深港出航。礼文島ありがとう!それはともかく、このフェリーはさっき岬にいたツアー客がもっそい乗っていて、中の座席は全て占領されていた。我々は1時間程度とは言え、外の席にいたのである。寒い!
中の席取りバトル敗北者である我々。何故か進行方向後ろ向き、礼文島を眺めながら寒さに耐える。
(とは言え距離自体は近いので、すぐ鴛泊港に着く)
鴛泊港、到着。
利尻鴛泊港のフェリーターミナルはめっちゃ新しく、綺麗である。
翌日を楽にする為、陽が傾きつつあるこの時間から反時計回りに利尻島を回ることにした。
◆利尻編、概ねの位置関係
D :鴛泊港
A:利尻空港
B:沓形港
C:オタトマリ沼
(これをD →A→B→C→Bと反時計回り)
では、参りましょう。
最北限離島セイコーマート、利尻店。
利尻島には「利尻、沓形、鬼脇」の3店舗があると言う。
少し走ったら利尻空港があった。ここはJALとANA、どちらも飛んでいる現役バリバリの空港だ。丘珠と新千歳に飛んでますね。
最北限出発手続き。(稚内空港のが多分北だよなっていうか稚内って空港どこにあったっけ?宗谷岬と稚内の間か!)
利尻空港二階展望デッキから利尻富士。車を走らせている間、この山を見ない事は全く無い。
30分程車を走らせて、北東の鴛泊港から南端の「白い恋人のパッケージに描かれた利尻富士はこっから見たんちゃうか?」でおなじみのオタトマリ沼に到着。利尻富士自体はもうスッキリと見える事はなかった。
来たぞ感を押し出していくスタイル。
ツアーバスで来る客をちぎっては投げちぎっては投げ、獅子奮迅の客捌きをしていた土産物屋さんというか飯どころ。ホタテとか焼いて食わす感じ。うまかった。
ホタテバター焼きfeat.アスパラ
同じ建物の向かいの店ではただ焼いただけfeat.ワタ。ワタ好きなんで追加で食べた。
白い恋人的にはこういう事だそうです。先を急ごう。
鬼脇港のセイコーマート
オタトマリ沼から反時計回りにもう少し行ったとこにある。
一周しかかった最後らへん、地図でいうと右上のキワみたいなとこの展望駐車場から、多分この日一番上まで見えた利尻富士。
日没までにやりたい事を概ね済ませた満足とともに、沓形のホテルまで向かう。(一周と4分の1くらいしてる事になる)
利尻島にはサッポロドラッグストア、サツドラがある。EZOCAにポイントをつけてもらいつつ、酒、つまりサッポロクラシックを補充。
ホテル駐車場から夕焼けに染まる利尻富士(に被さる雲)。ええすね。
車を運転する役目が終わり、パイイチ入れさせて頂く。以上に沁みるのは離島の高揚感ゆえか。いや、多分ただ単に疲れてるのだ…
アイランドインリシリ、夕食バイキング。久々のバイキングというのもあったが、まぁなんでも美味い(ソイの刺身、ウニスパゲティ、何故かジンギスカン焼きうどんがヤバかった)もんだから、残しはしないまでも、かなり限界まで食べてしまった。
もう我慢すべきなのにエクストラ刺身を取りに行き、あまつさえジンギスカン焼きうどんまで……
この夜は猛烈な腹パンパン具合で、買った酒を飲みきるのに難儀したのを覚えている。美味すぎるビュッフェというのも困るもんなのだ(自制出来ないマン)
明日はいよいよ最終日。利尻から稚内に渡り、札幌に帰る行程である。
以上
(3日目は以下の通りです)
ショアッ!!!!