ガッテン焼き(鶏胸肉の弱火焼き)に我慢しきれなくなったらもやしと一緒に蓋して焼けばいいじゃない……
手稲山に初冠雪を観測した今日、札幌は寒かった。
帰宅して嫁様の帰りを待つ。帰途の嫁様から、寒いとメッセージが入る。ならば俺は食事を作って待っていよう。
味噌汁は大根と白菜を適当に切ってこさえた。
問題は鶏胸肉だ。
強めに塩コショウして、
チューブのネギにんにく生姜を捻って
皮目を下にして弱火にかける。
既に15分経っていたが焼けてくる様子がない。
俺の家のコンロ、弱火は職人技レベルで火が弱いのだ。
嫁様が帰ってきた。料理を食わせたい。
俺はもやしを洗ってフライパンに詰める。
肉と野菜を嫁様に食わせたい。
冷えた身体を温めてほしい。
何が「蓋をするな!弱火で熱を通せ!」だ!
綺麗事ばかりじゃねぇんだよ!
蓋を締めて、一瞬火を強くして、また弱火。
蒸し焼けばええやろが!おぉん!?
俺は俺だ。俺の作る料理もまた、俺の料理だ。
鶏肉は折に触れ切って、断面を確かめればそれでいい。
もやしと鶏胸肉、汁。
ご飯にかけたら旨いやないか。
困ったら粗挽き胡椒なり、だし醤油なり
何でも出来る。何にだってなれる。
なりたい自分に、プリズムジャンプ!!!
美味しかったです。