汁ーメン(汁を作りつつ袋ラーメンを入れる過栄養な昼食の提案)
袋ラーメンはステイホーム在宅ワーカーの昼飯として8割以上がその有用性を認識しているという幻覚が俺の中にある。
大根、白菜、ネギ、鶏肉、袋ラーメン(安心と信頼のマルちゃん東洋水産様)
袋ラーメンの要求水量は500ml。
大根と鶏肉を切り、水と一緒に鍋に入れ、昆布を切り入れる(昆布はキッチンばさみが便利です)。生姜も刻もう。生姜入れて不味くなるもんは存在しない。したとして、微々たるもので、そんなものは無視出来る。稀にある例外の為に先回りで文章や情報を膨大にするな……!そんなもんの為にインターネットがあるんじゃねぇ。そんなんじゃねぇんだ……!
アクは取りたきゃ取れ。取らなくてもいい。食べるの俺だし。15分ほど火にかけてればまぁ旨くなる。そんなもんだ。(沸騰したら蓋して極弱火にするのが楽。水は圧力鍋でもない限りは沸騰をキープする以上の温度にはならんからね?)
白菜刻んで、麺をねじ込む。麺は半分に割っても良い。
麺茹で時間は3分。特別な事はない。麺を茹でるのがお湯か汁か、それだけの事。
自分で調味してもいいけど、ここは初志貫徹。粉味噌スープを入れて混ぜる。
はい完成。
普段「ちょっと大きいかな?」と思ってる丼が大変な事になった。
味はそんなもんうまいに決まっていて、食べ終わっても「汁」の旨味(大根、鶏、昆布)がすごく残る。最高だ。
汁(要は水から鶏肉などの肉、大根や白菜、昆布、生姜なんかを火にかけて、煮て、味つけるという、何をやっても旨くなるやつ)と、ラーメンが組んだら、それは汁ラーメン、つまり汁ーメンだ。
何もかも嫌になり、適当になんかしたい。
そんな時でもいい。寧ろそんな時に汁はお前に、俺に……
寄り添って、くれるのかも知れない。