久々に鮭ニキして、河原に寝そべって空を見上げた。
2週間ぐらい走ってなかった。
近頃在宅していると、気持ちはなんかぼんやりと澱み、仕事にも身が入らない。自分の業務に関しては遅滞なく進行し、会社の環境も良くなっていってるのは流石自分と思わなくはないが、その裏にモヤモヤは募って、澱のようになっている。気がする。
走るにしても、言い訳をしてしまうのだ。
会社に徒歩で往復したから
今日は暑いから、風が強い、あーだこーだ
走ることのハードルが上がってしまうから今すぐ走っちまえ。ということで業後おもむろにランニング姿になり、駆け出した。走ってしまえば絶対に気持ちいい事だけは、知っているんだ。
あのどうにもならない茂木(脳)の言葉で一つだけコイツ良いこと言うなぁと思ってる言葉というか行動があって、ぺたんこのランシューと着替えの服を持ち歩いて、いつでもここだと思ったら走れば良いという。ペース?心拍?コース?距離?知らねぇよと。走れば気持ちがよく、やらないよりは身体にも脳にも良い。というのだ。
それは正しい。
腹が揺れ、苦しみもある。
でもやっぱり豊平川河川敷は気持ちが良い。
豊平川にはカモメが居着いている。(このカモメたちは、下手したら海を知らない:札幌の街で繁殖しているのだ)
5kmでいいやと思っていたが、普通5km走れって言われたら多分嫌だよね。
5km走った。花がきれいでかわいい。俺の父(故人)はたまに野の花を摘んで帰ってきていた。そういう事を思い出す。
ムラムラと座りたく、寝転がりたくなった。
汚いとか、そういうの、気にしちゃいけねぇ。
どうせシャワーを浴びるし洗濯もするのだ。
寝転がって見上げる空はなんだかとてもよかった。立って見上げるのも、座って仰け反るのとも、全然違う。丸い空だ。丸いんだ。なんか。
こいつも
おまえも
豊平川を彩るアイドルだ。
み〜んなトモダチ、み〜んなアイドル。
鮭ニキと。キメる僕だってアイドル。
サッと走って気持ちよくなって、
冬ごもり前に少しは体力取り戻そうな!
ショアッ