alovelog

続けられるよう頑張ります。(雑な)料理、サッカー見に行った時のこと、ランニングなどが大体の話題だと思います。

札幌2021→2022の評価的な奴(MF、FW編)

(GK、DF編はこれ↓)


◆MF

ボランチメン

高嶺:昨年中ごろの判断に迷う感じ、持ってから見て困る感じ(それ故のターンで相手の間ブチ抜こうとする、決まればデカいけど、バレてたらそれは…というバーチャ2における開幕ウルフ延髄斬りみたいなアクション)はすっかりなりを潜め、ファイトして、ボール刈り取って、叩いて、ついにはパーフェクトなゴラッソゴール(札幌公式表現)で月間ベストゴールも頂いた素晴らしいボランチ。福森欠勤時にはシフトの穴を遺憾なく埋めてくれる一家に一台高嶺朋樹であり申した。凄いいい選手。

狂犬扱いに公式というか、報道が乗ってくるのは正直どうなんだとは思わないでもないのですが(※去年のルヴァン鳥栖戦で金崎夢生をドン引きさせた究極の逆切れ*1見て、ヨダレ撒き散らかしながら吠える目つきのヤバいチワワ扱いをしておきながら)、2021シーズンは高嶺を燃えさせる相手が居なかったのも事実。2022はより猟犬として羽ばたいて欲しいと思います。(寄生獣の犬かな?)

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イヌー

深井:出場数は総試合数の6割程度と今年も試合に出てくれるだけで俺たちは…!という状況ではあったが、今年に関してはその穴を何とチームでちゃんと補えたのが凄かった。2020の「90分続くハイスパートレスリン*2」の割を食うのは深井なのでは?と心配していたのだが、2021の試合を見る分にはそんな事は全くの杞憂だった。コーナーキックで深井が空くようにやってるのはチームとしてなんでしょうか。2022年も無事のシーズンを!(フィジカルに劣る相手を轢き潰す様を見るのが好きです:唐突な性癖暴露)

 

荒野:昨年の大怪我から見事に復帰。乗り切れない雰囲気は端々に見受けられたように見えるが、とにかく責任感あるプレーをしようと意識していたように見えた。なかなか一番いい時期(2020秋以降)の雰囲気には戻らなかったように見えたが、そこは時間がかかるのかも知れない。2022、怪我なくまた相手に絡みつきなんかよく分からんところから脚が出てきてボールを回収するアレをまた見せてください!ナイスヘアドネーション(これは掛け値なしに素晴らしいです)

 

駒井:2021札幌を攻守に支えてフル回転させた(主にオーナーさんサイドからの)注文の多いミシャ料理店スーシェフ、番頭、若頭。駒井選手加入後、フットボールマスター、マスターオブフットボールとか好き勝手言ってたんですけども、2021年の働きはまさにその呼称に相応しいものだった。回収したボールを運び、狙いすましてパス。それが明後日に行くことはそりゃなくはないけど、回収、前向く、運ぶ、叩く、狙う、という動きがどれも迷いがなく、見ていて(結果に至るパスとかそういうのがアレ?ってなんない限りは)ストレスフリーというか、快感すら覚える、そんな選手。俺たちの善行が実った完全移籍、誇っていこう。2021に荒野不調、深井怪我という状況でボランチ回りのシフトに穴が開かなかったのは本当に凄い事です。高嶺駒井セットの感じも、これはこれで味があって好きだな俺は……

 

小野伸二:出場機会は限られるが、天皇杯でなんやかやゴールを決めてるあたり物凄いレジェンドなんだなというのを感じる。ボールを受けてターンさえしてしまえば魔法の両脚が今もなお暖かく輝いている。その輝きを何度見れるのか、という感情はどうしてもなくはない。まだまだ見ていたい、そして、出来る事なら祝福を、大きな声でしたいな。と思う。

 

◆サイドメン

ルーカス:俺たちのルーカスフェルナンデス。右サイドで違いは見せるものの、今年はあんまりオープンスペース相手左サイドと一対一みたいなシチュエーションはなく、窮屈そうではあった。それでも得点は取ってて、取る時の上手さったらない。チームが上手くいってない時期に少しフラストレーションがあるようには見えたが、秋に変な落ち方して顔面骨折してシーズンが終了したのが惜しまれる。どこにも行かないで2022年も一緒にプリマジ(※「コンサドーレでサッカー」の意)しよっ!

 

金子:金子ゾーンなどない(断言)とはいえ、開幕でズバッとキメたことは大変に喜ばしく、シーズン的にも良い結果が出せたと思う。2020の課題だった「それは縦に抜けてクロスでいいじゃん」ってところで捏ねてしまう感じも、息詰まる1手前にDFに選択を強いて結論を出すようなプレーに置き換わった。もう金子をビタで止めるのは難しいんじゃないかなと思う。2022も札幌でやろうぜ!(横断幕、素晴らしかったですね)金子ゾーンとかじゃなくていいので、シャドー、左と活動の幅が広がると僕的には安心です。

 

青木:「は~~~~……(放心)」みたいなゴールを決めるし、ボールを持つところから常に意識の外のプレーをされてるような「宇宙人」青木亮太。地球の、ジョカトーレに、飽きたところよ。アーン(セクシー) 思い返せばキリがないんですけど、どうやったらそのスピード感でボール受けて、お前の周りだけ時間がゆっくり流れてるみたいなプレーに落ち着くの?という感覚はまだまだ見ていたい。場所としては左サイドか左シャドー、右シャドーもあるのかな?福森の介護が無言で拒否ってる感じもソリッドで溜まりません。過剰な上下動要求に応えるタイプではないけれど、それならば押し込めばいいじゃないかという解決が今の札幌なら概ね可能(当然それが機能しない時間はあるが、出来る)なので、来期はもっと見せて欲しいと思います。

 

菅:苦労かけてすまないねぇという印象はあるんだけども、完全に左サイドに最適化された菅。罹患からの復帰以降、爆発的な上下動みたいなものは少しだけなりを潜めたようには見えてしまったけど、それでもハードな介護就労環境下にありながらとんでもないゴールを含む2得点。キックだけどパンチ力(デビルマン)は札幌でも随一だと思います。2022は札幌のバンタム級王者(他、セルティックに行ってしまった井手口などが類型)として左サイドと相手ゴールに君臨して欲しい。

 

田中ヒロ:「2022の札幌左サイドをブチ抜くのは、俺だあ!!!*3」と言わんばかりの(※言ってないし、世代でもない)左サイドのヒロ様こと田中宏武、田中ヒロ。少ない観戦機会ではありましたが、ボールを持ち出して一気に駆け抜けるスピード感、見てるこっちの腿裏が痛くなる感じですげーっす。何せ、顔がいい。やっていきましょう。

 

(追記:最初書いてる時、シャドーオンリーな人員がチャナしかいなくて書き忘れてた)

◆シャドーメン

チャナティップ:2022に向けて文句なく素晴らしいパフォーマンスを見せられる素地が揃ったと思う。そりゃアンロペ小柏とか、アンロペ武蔵みたいなのを使役するのが一番楽しいとは思うけど、ミラン小柏を使うチャナというのはめちゃくちゃ見たい。ちょっと故障がちなところが出てきたり、もしかしたらそんなにいい時間は見込めないのかも知れないけど、やっぱりタイ代表で主将としてチームを鼓舞する演説とか、実際にやっていることの素晴らしさ(サッカーがこれから強くなる国で、上のリーグで活躍する先駆けとなるのは例えば中田英寿であり、最近の札幌だとレコンビンとか、ああいう国の英雄という奴ですね)を考えれば、もっと幸せになって欲しいと思える素晴らしい選手です。

Jリーグの判定にありがちな「小さい方が悪い」みたいな謎ファウルスルーにめげることなく頑張って欲しいです。とにかく顔の出し方がいいんだ……

 

◆FW

小柏:戦略兵器小柏。使われ方から見ても、2021シーズンの目論見としてはアンロペをトップに据えてチャナ小柏だったと思うのだけど、怪我もありなかなかそうはならなかった中で失速の序盤戦だった。厚別仙台戦で「あ、やっぱりこれがやりたかったんな」って思ったものだった(試合後の揉めっぷりが何とも見てて辛かった) 有り余るチャンスがあるもんだから期待に及んでないかのような印象を与えてしまうけど、なんやかやでルーキーで7得点は凄い事で、チャンスにしても、小柏選手の感覚と速さでそうなってる訳だから文句のつけようもない。興梠選手から盗みまくりましょう。2桁頼むぞ!

 

ドウグラスオリヴェイラ:ルヴァンなどシーズン序盤で得点をしていって「あ、これはドド来ましたね」と思ったが、怪我だったかで失速。ちょっとシオシオしてしまった。愛されバウンサーとしてではなく、札幌の暴力装置として2022は8ゴールぐらいはしてほしい(唐突に現実的な目標設定)

 

中島:ルヴァンでも決めてるし、天皇杯でもハットトリックするなど、プロレベルでやれる事は証明して見せた驚きの高卒ルーキー。インスタがかわいい。冬道の運転は本当に気を付けてください。回りは全員やべードライバーだという認識があなたを助けます。それはさておき、出場を伸ばしていけば得点は多分ついてくるんじゃないかなと思う。ボールをちゃんと要求してるのは凄いですよ。

 

ミラン:顔がよく、気の優しい、素晴らしい選手。ホーム最終戦でパカパカっと2点取ったのは本当に素晴らしい。札幌のFWに在っては珍しくレーンをバタバタ動かないリアルストライカー。こういう灯台のようにステイしてくれてる選手は大事だと思います。本当に顔がよい。 清水のヴァウドが唐突に後ろから殴って来て赤紙になったのがあったんだけど、それでも理不尽さにゲンナリとはしつつもキレてなかったのは凄いし、あのヴァウド、マジでなんだったんでしょうね……(ボールに全く関係ないところで殴ってた)

 

ジェイ:2017年夏に唐突に表れて浦和のミシャの首を斬り(のち、斬り落とした首を弊軍トップに据えていく野々村一流のネクロマンサームーヴ)、残留を願う札幌に対して意識改革を求めるなど、とにかく勝者のメンタリティーを発露し続けた大物外国人FW。札幌加入後、試合前に小野伸二とロングキックをやり取りするんだけど、この組み合わせが見ていて溜息が出るような正確さと美しさでした。(札幌のファン心理というか、それについては特にファン側は恥じる必要もなく、それはそれで俺たちのリアルだったのは多分わかってはくれたと思う)

晩年というとアレですが、周りを引っ張るというか、背中を見せるようなプレーぶりが多くなり、2021年に関しては菅選手がそうであったように、きっとコロナ以降のリカバリーがなかなか厳しかったのかなという印象は拭えない。であればこそ、引退という決断(選手としての時間より、リアルライフの方が長いし、幸せにはなるべきなのだ)をされたのだと思う。引退じゃないんだっけ?それはごめんなさい。

ともあれ、まずはご家族と幸せに!ありがとう、ジェイボスロイド!!

 

抜け漏れなどあったらすんません。こういう印象でした。

2022年も怪我無くピーハツに。

store.consadole-sapporo.jp

ではまた!

*1:アレ、普通に高嶺のファウルですからねw

*2:※持久力と試合構成力の無さを誤魔化すのがハイスパートなので、当然そんなもの:90分ハイスパートは存在しないし、仮に長州力が90分試合したら大変な事になるが、ところでジャンボ鶴田にはそれが可能なのだ!:何の話だ。

*3:プリティーリズムレインボーライブ:2013放送 スピンオフとして制作されたキングオブプリズム:2016~ 

でその名を馳せた速水ヒロ様の名言… ? 名言。

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俺だぁ!!


他にも幾らかの「俺だぁ!」バリエーションがあり、俺を喜ばせる。