alovelog

続けられるよう頑張ります。(雑な)料理、サッカー見に行った時のこと、ランニングなどが大体の話題だと思います。

2012 J1 第二節 神戸vs札幌 「天才前俊」という劇薬を札幌は呑んだ。

札幌は前俊という劇物、麻薬、覚醒剤を呑んでしまった。

もう後にはひけないし、ひくつもりもない。
これほどまでに甘美なフットボーラーを、現代のトップリーグで見られるとは。
その天才ドーピングに耐え得る身体と精神は多分鍛えてある。筈。
現に札幌は「今年メイチの補強をし、その補強が活きてる神戸」相手に、一切臆せずやれた。
(まぁ結果としてやられはしたが)

いけるとこまでいこう。

そして薬の副作用すら抑え込み、効果と共に己の強さにしよう。
そう改めて思う試合だった。前俊半端ねぇよマジで。

・日記
新千歳から関空関空から三宮と辿り御崎公園へ。
相変わらずいきなり出てくるスタジアムである。

スタジアム前には懐かしいペプシマンライクなスーパーウイングが居た。

で、応援。
神戸の応援がすっごくよくなってて焦る。
負けてたくないなとか思う。

試合は、良いところは沢山ありながら、
やっぱり前俊が凄い。
目立つプレーで観客の溜息と歓声を誘う。

DF2人相手に対峙して、一旦止まってから仕掛けて
そんでJ1でやってるDF2人纏めてブチ抜くとか、
お前マジでなんなんだよ?とか思った。
あんた天才だよ。
これまで幾多の監督に期待させ、失望させ、
田坂さんのあたたかい陽の光で蕾が膨らんだところを
絶妙のタイミングで頂けた。

これは危ないかも知れんよ。

でもさ、こんなサッカーをこのご時世でやるのはゲームですらムズイから。
それを札幌は、やろうとしてて、やれてる。
前俊という希代のクセ馬に乗る事を、
前俊というピーキーに過ぎるジャジャ馬を、
前俊という劇薬麻薬覚醒剤を呑む事を、
札幌は選んだんだ。すっげー度胸。

だから早く結果をあげたい。
選んだ道が、今年の最適解だってみんなで納得したい。
こんなドがつくファンタジスタを擁したサッカーがさ、
俺らのクラブがやってるもんなんだぜ?
世界的にも多分あんまねーよ。
攻撃の全権お前に任せたとかさ。
すっげぇ面白い。そりゃ少しイラッ☆ともするけど、些細。
貰ってる感動に対して凄く些細。

前俊の効果を実現可能にする為に、
その舞台を作る札幌のチームは本当に凄い。
それもこの二試合で確認した。
癖のあるエンジン載せられるシャーシになってんのよ。ホントに。

無論アンコントローラブルなところの多い今年の札幌。
うまく行かない時期が来ても、支えて、最後までやっていきたい。


試合後のリーダーの言葉。
札幌の置かれるそもそもの状況を慮り、
開幕で言えなかった事を素直に伝え、
選手だけじゃなく、みんなでやろう。俺たちもやると、
一つになって進んで行こうと、
全くブレない、一貫したメッセージだった。

世界への扉の前には立っている。
手を延ばして本気で開けようとするか、
無理だと思い込んでニヤニヤ笑ってるかなら、
俺は前者のが楽しいって思う。

すっげー事やろうとしてるよ。ホントw
よくこれでいこうと思ったわ。


だが、それがいい

以上