薔薇の香り、煉瓦造の建物、音楽、僕はどこにいるのか……
土曜。朝から雷鳴轟く札幌市内にあって開催が危ぶまれた厚別競技場でのサガン鳥栖戦は北海道コンサドーレ札幌の勝利で幕を下ろした。
とにかく寒かったが、唐突にニュームーヴが発露するなど応援は楽しみに満ちていた。
すすきのへ行こうと歌っておきながら発寒で宴会をする私達。*1
身体が冷え切り体力を消耗しきったあとの深酒はとても堪えた。しかしまぁ、これはお酒が美味しいのが悪いのだ……俺のせいじゃねぇ……*2
そして日曜、二日酔い的な状況で宮の沢に所用に向かい、そのままフラリと白い恋人サッカー場へ。
練習は終わっており、そこには美しい景色があった。
練習見学の座席にちょっとした日除け。
あるのとないのとでは具合が違う。
選手云々の目的はなく、ただぶらりと立ち寄ったので適当に買い物をしてサッカー場を後に。白い恋人パークの方に向かう。
とても綺麗だ。丹念に育てられた薔薇はとても良い香り。パークの中には音楽が流れ、からくり時計が動いている。重ねていうが薔薇が様々な場所で咲きまくり、観光客は笑顔で写真を撮影してる。みんな笑っている。
かっちょよい*3
園内にはミニSLもある。売店ではおいしいチョコシェイクなども食べられる。
斜塔を菓子職人が立て直そうと必死だ。写真を撮る場所が多いというか、写真を撮る場所しかない。凄い。
昼飯は白い恋人パーク内半地下のレストランでカレー。腹立つぐらい美味い。*4
とにもかくにも良かった。あんまり練習場としての宮の沢は行ってなかったのだけど、それと同じく白い恋人パークも行く事は少なかった。行く理由もないと思っておったのだ。
しかし改めて白い恋人パークに行くと、その密度というか、楽しみを詰め込んだ設計に驚いた。スキの無い花!香り!音楽!売店は電子マネーなど現金がほぼ要らない。あと食うものがとにかく美味い。世間がインスタ映えとか言い出すもっと前から、このパークは在り、そう作られていた。ホントに石水会長はヤバい。すげぇ。
ゆくゆく、白い恋人石屋シュタディオンが建設され、その世界観で満たされた観戦体験が出来たらとか、そんなことを思った。
とりとめもなく、エンド。
札幌に遠征されてきた皆様に在られましては札幌市営地下鉄東西線宮の沢駅徒歩5分、白い恋人パークをお楽しみ頂ければと思います。