俺たちは童貞を捨てられない(2019第32節磐田戦)
僕は、凄く正直に、「眼の前で、我が軍*3が勝利する事で、相手方のJ1残留の目がなくなり、つまりはJ2降格が決まり、対面の選手やサポーターが悲嘆に暮れたりキレたりモチャモチャする様」を、見てみたかった。*4
童貞を、捨てたかった。
だけど、それは成らなかった。
札幌はサイドでのボールロストからヒョイと決められ、後半もどん詰まりに深井の得点で追いつくものの、最後の時間に磐田がペナルティを得て、ソンユンが足に当てるものの決まり、磐田の選手がベンチから出てきて、湘南が勝たなかった*5事を知り、
僕の童貞脱出チャンスは失敗に終わった。
磐田:僕の憧れの近所のお姉さん。頭が良くて、背が高くて、美人で……ずっと憧れだったんだ……
ぼく:すぐ泣く、磐田お姉さんをいつかお嫁さんにしたいと思っているダメ男子*6。最近身長がメキメキ延びるし、ラグビー始めたら身体もゴツくなったし勉強もわかるようになった。
磐田姉さん、あの頃は僕が泣きついてたのに、今は僕の腕の中で震えて縋るような視線を向けてくる……こんな、こんなにもか弱いのか、僕は憧れが手中にある事実を受け止めきれないでいた。だけど、今現実に、僕の腕の中には僕に扱いを委ねている磐田姉さん、磐田……がいる。僕は、僕は……
ぼく「あれ……おかしいな……」
磐田「あの……無理しないで、疲れてるんだね」
ぼく「こんなはず、ぼく、いつも磐田姉さんと、こうなることを」
磐田「……ううん、いいの、札幌。今日はうまくいかないだけ」
ぼく「磐田、ぼく!でも!ううっ……」
磐田「……もう、休みましょう」
ぼく「うう……」
この夜を逃すと、二度と磐田を抱けないと思った。でも、ぼくの剛直姦淫棒*7はフニャフニャのヘニャヘニャで、サイドに蓋をされて5-4でブロック組まれただけで秘部にアクセスすら出来なかったんだ。それならせめて、横から適当に放り込んで事故を狙う*8とか、アドリブやめてとにかく外に引きつけて中を刺す*9とか、やりようあったろお前!何を負けとんねんボケェェエエエエ!!!!
やれた
やれた
やれたとは言えない
そんな磐田戦でした。
決勝で、勝ちたい。
降格を、させたい。
降格しそうな時に、起死回生の勝利を、したい。
童貞を、捨てたいんだ……
◆写真たちだ!
電気で作るグルーヴです。
やっていくぞ。
顔が死んでるのは疲れてるからです。
「見てあげて。今朝はね、J1だったのよ」
「でもね、急にね」
「泣いちゃだめなのにね。うん、笑って送ろう」
「アルバム見る?これ、テヘランの」
「良いやつだったよ」「良いやつだった」
とか言いたかったんだよ!*10
今日もこのゲートはかっこいい。
美しい!すごいぞあいプラン様!
準優勝はすごい。
でも、勝ち得たいですね。
そして試合は終わった。悔しい。
コラボありがとう、雪ミクさん!*11
俺だって!
畜生!!!!
また、やっていくぞ!
いつか、誰かを、落とす!!!!!
琴似に移動して
完敗!乾杯か。まま、ええわ
鴨鍋だーーーーー!!!!
ハァ……剛直でさ、童貞を、捨てたい……よね……*12
以上