イカをね、食べたいなと思いまして。
でも、自分が食べたいというだけでイカ刺しとか買ってたら、札幌クオリティを逆手に握って従業員を刺すような経営をしている会社にやられ気味の俺んちはどうにも家計経営が成り立たなくなってしまう。可哀想俺。
さりとてイカをまんま買って捌くといっても、嫁様はそんなに食べたくないだろうし、俺のなんとな気持ちで不慣れなイカ捌きなどやらせる訳にもいかない。まして二人でご飯食べようって時に不慣れな俺がチンタラ捌いたとして、経験もないのだからアホみたいに時間がかかる。
では、どうするか?
そう。独りの時にやればいいのだ!
ということでフライデーナイトに故あって独りとなった俺は、ここがチャンスと考え、仕事帰りにイカを買ってきたのであった。
やるぞ!
イカの背中(どっちだよ)に指を入れて胴体と切り離すとかうんぬん。
まぁ何とか一枚やった。
…写真間違えた。やるときはこうしてiPad(頂いたやつ!)見てたよ。
でまぁ、一枚やった。
この段階で腰が痛くてかなわん。以降は台所をヨゴシテシマウコトニナッタドウシヨウドウシヨウ何せナマモノはハンパなく臭いときたもんだどうやって消臭するかホントに困ったなどと考えていて全く余裕がなかった。
あとの事はよく覚えていない。
ゲソは焼いた。
三杯のイカは俺の不手際により手の温度がうつって正直柔らかくなった。
アレではいかん。
今度こそ! (←小林多喜二リスペクト)
(尚、ゴロの類は利用したかったが気持ちが萎えていたので熱湯処理して廃棄した)
(更に熱湯処理に使った鍋の匂いは酢を入れたお湯を沸かした事により完全消臭)
(危惧していた匂い残りだけはなんとか防げましたとさ)
ENDE
written by iHatenaSync