埼玉へ
仕事を適当に、破綻しない程度に、こなし、会社至近の札幌東急百貨店で赤と黒の男河合竜二さんのトークショーを拝見して週末を迎える。
帰宅後、今シーズンは一回しか行かなかったスキー用具を車から運び出し、今シーズン初となるアウェイ観戦旅行(遠征ってよく使うけど、強い言葉でよいですね)に向けて太鼓を詰め込む。
信号の青発進時にやたらとローギアを引っ張る謎ムーヴを見せるようになった我が家の愛車も走行距離6桁を迎えていよいよ円熟の境地に至りつつある。今年も諸々よろしくお願いします。道の駅巡り、今年はどうしようかなぁ。
ともあれ金曜夜の慌ただしい準備は終わり、日付が変わる前に寝た。
そして迎えた土曜日。夜は明けてない。真っ暗な中朝飯の嫁様謹製BLTサンドをコーヒーで頂き、車に飛び乗り、新千歳空港に向かう。盛り上がってきた。
道中ちらつく雪は吉兆か。前の車のテールランプが怪しい程度には降った上、謎に前の車がランプを消灯する動きを見せるなど率直に言って危険なドライブ環境だったが白いのは縁起がいいんです。真白き深雪に聳える善にて聖なる北都札幌であり勝利の象徴ナンだよ。ということにしよう。ということになった。よかった。
次にどっちに曲がればいいか判断がつかず車線をフラフラする昔のファミコンのドライブゲーム(当ったら爆発して残り燃料が厳しくなる系のやつ)の敵みたいな動きをするデンジャラスカーに苛まれつつ新千歳空港にたどり着いて、チェックイン。俺たちの翼、日本の翼、JAL様で今年も札幌は飛ぶのだ。
空港まで来ると札幌メイツ(俺がそう言ってるだけで、つまりは札幌ファン、所謂サポーター)がそこかしこに。今年もよろしくお願いします。など新年の挨拶をここでするのも照れくさいが定例行事でホッとするところはある。
ともあれ、やたらと過ごしやすくなった手荷物検査場抜けたエリアでビールを啜って、搭乗。
雪に包まれた景色の中でのんびりと静かで平穏な時間を過ごせた冬も終わり、これからは、先週からだけど、毎週末試合展開や結果、クラブからのリリース、メディアの報道、我軍に限らない周りのチームの動きや結果、インターネット上で騒ぐよそのファンの投稿、色んなもんに心動く季節が始まるのだ。こえーけど楽しみだな!
どうなるかなんかわからんし、わからんから面白いのだ。
でっかい声出して、はしゃいで、たまに怒ったりガッカリしたり、サッポロビールみんなで飲んで、ゲラゲラ笑って、今年の終わりに「いやー、今年も何やかやでよかったわ!」いうて乾杯出来るよう、楽しんで参りましょう。
ショアッ!