【J2】J2降格して即J1昇格したJ2舐めてないクラブ達
「J2を舐めてる降格クラブは昇格出来ない」的な話題をチラ見したので、これまで「J2降格したけど翌年即J1昇格したよ」という「J2舐めてませんでしたクラブ」についてインターネッツを使って調べて(背番号変遷を流し見た程度)みました。
時間がある方は寝っ転がりながらでいいんで読んで下さい。
では、はじめましょう(←溢れるWindows10感)
◆J2を舐めずに降格後一年で昇格していったクラブ達
1999年:札幌*1←ここには前年の降格クラブを記載します。
→該当なし(昇格に至った川崎、FC東京はこの年Jリーグ「加入」)
2000年:浦和、平塚
→浦和レッズ(主力大量離脱なし)
2001年:川崎、京都
→京都パープルサンガ(主力大量離脱なし)
2002年:C大阪、福岡
→セレッソ大阪(主力大量離脱なし)
2003年:札幌、広島
→サンフレッチェ広島(主力大量離脱なし)
2004年:京都、仙台
→該当なし
2005年:前年降格クラブなし*2
→該当なし
2006年:神戸、東京V、柏*3
→柏レイソル(主力大量離脱あり、ディエゴ凄かった)
→ヴィッセル神戸(主力大量離脱あり、三浦淳宏残留、特に朴康造がヤバかった)
→京都サンガF.C.(結構入れ替えた感じ。徳重取ってくるあたり渋い)
→サンフレッチェ広島(監督留任*6、主力概ね残留、鬼の成績)
2009年:札幌、東京V*7
→該当なし
2010年:柏、大分、千葉
→柏レイソル(監督留任*8、主力残留、レアンドロ・ドミンゲス加入)
→FC東京(監督留任*10、主力残留、夏に半引退のルーカス補強して他チーム為す術なし)
2012年:山形、福岡、甲府
→ヴァンフォーレ甲府(監督は城福浩、主力大量離脱も補強が奏功)
→ガンバ大阪(監督長谷川健太*12、主力残留、宇佐美途中補強)
→ヴィッセル神戸(監督留任、ポポと反則ボランチエステバン補強)
2014年:磐田、湘南、大分
→湘南ベルマーレ(監督留任チョウ・キジェさん3年目、武富などレンタル延長するものの離脱した主力選手も多く、パッと見だと本項の舐めてない云々の話にそぐわない例だと思うので正直困る。この年の湘南も08年の広島的に滅法強かった)
2015年:大宮、C大阪、徳島
→大宮アルディージャ(監督留任、主力をある程度放出も加藤順大他の補強が強烈だったし家長がとにかくヤバイ)
2016年:松本、山形、清水
→現在好位置につけている松本と清水、どっちもチーム崩壊レベルの放出はしてないし、補強も機能(≒出場)していて、あと両チームとも監督*13がJ2を知り尽くしてる(と思う)。また、どちらのチームも攻撃と守備の形が後半戦にかけて完成してきて隙がなくなってきてる印象なんで、追われる側のチームを応援する身としてはすげぇイヤ。
「主力大量離脱」といっても「降格しちゃったし仕切り直す必要もあるんでこれまでお疲れ様でした」的な放出や引退という事もあるようですし、精査したければもっと降格年の出場時間とか見たほうがええとは思います。その辺の事情はあんまり考えず、ざっくりした印象ベースだと上記の感じでございました。また、やはり予算規模見てないイメージのお話ですが、やっぱ太い後ろ盾があるクラブが一年での昇格してる感はありますね。(上記の中だと甲府と湘南のみが例外的と言いますか)
◆金掛けないとJ2残留なの?
そんな事はないと思いたいけど、概ねそうだろうとも言えそうで、とても世知辛い。「舐めてない≒金をかける」は概ね言えるかな?と思いますが、ここに名前の上がらなかったクラブ(つまり「降格してからちゃんと金もかけたけど昇格出来なかった」辛い結果のクラブ)も例示は避けますが少なからずある訳で、「金をかけた(≒舐めてない)けど、だからと言って必ずしも昇格できるとは限らない」という当然の残酷さが存在するのもまた【日本最高峰のリアルフットボールリーグJ2】の恐ろしいところ(※J2に限った話ではない)な訳でございますね。年々中位クラブの予算も伸びてきてますからね。黙ってたらPO圏にも入れずJ2二桁順位とかに埋没しますよね。これは本当に怖い。
◆J2は舐めると苦い(たぶん)
最後になりますが、降格の翌年即昇格出来なかったクラブが即ちJ2を舐めていた訳では当然ありません。(特にゼロ年代半ばまでは降格で露骨に経営がヤバくなるって雰囲気でしたし、降格後舐める舐めない関係なくただ純粋に金をかけられなくなったクラブもたくさんあったでしょう。あったでしょうっていうか、あるんだよ)その辺を揶揄するのは大変悲しい事です。避けるべきです。
ですので「当時史上最速での降格をキメてしまい*14、そのJ2から早く脱出を願ったばかりにチームの整合性も考えず無理にカネかけて頑張って豪華な補強して、前年のS級素人*15での大失敗はもう懲り懲りだとばかりにJで実績のある監督*16も連れてきたけど、まず降格した年度の主力*17が連れてきた監督大嫌いで退団した上、補強した選手もまた監督と仲違い*18だ、やれホームシック*19だ、酔って問題起こす*20わ、気がついたらン億円レベルの3外国人選手が全員おらんなった上に当の監督もサヨナラするわでチームは完全に空中分解*21。当時新潟の監督*22に「あすこのサッカーマジギャンブルwwww」的なこと言われた上、その年までの無理が祟って爪に火をともすというか株に火を灯す*23ような経営をつい最近まで余儀なくされて、予算を拡大する為の経営戦略なんか夢のまた夢だった試される大地のJクラブ」の話はよそう!
以上!
ショアッ!!!!
*1:「降格」って言うけど、1998のJ1参入戦参戦クラブ決定レギュレーションは「97、98の2シーズンの勝ち点で決定する」ってなってて、コレお前、97年をJFLで過ごした札幌は無茶苦茶な成績出さないと参戦回避出来ねぇじゃねぇかふざけんなってのはそれだけで怨嗟の蠱毒を作れそうな話になるんでここではその辺にしておきますし、参入戦で一回でも勝てば良かったとか言うけどそれが出来ない場合だって普通にあるじゃねぇかよリーグで相応に頑張ってたのに何でだお前ホントにふざけんなクソがとは思いが及ぶ都度思いますですね
*2:J1のエクスパンション(16→18)と、柏vs福岡の入れ替え戦でJ1の柏が勝利した為
*3:伝説と言える「ペナ際でのファウルの瞬間小瀬の照明が全部消える」「再開時の柏間接FKに対して繰り出された甲府名物『人は城、人は石垣』」「日立台に太陽が沈んでいきます」「バレーダブルハットトリック」の入れ替え戦
*7:磐田は入れ替え戦で仙台と対戦し、ロスタイムに梁勇基のシュートを川口能活が顔面ブロックするなどのビッグプレイもあり、九死に一生を得る
*9:伝説の「浦和に期待した僕が馬鹿でした(cv権田)」
*10:大熊 the 兄
*11:前人未到空前絶後の「9月降格決定」
*14:後年、自ら更新
*18:ホベルッチ
*19:ベット
*20:ウィル
*21:張外龍さんが「2年連続で同一クラブ別ディヴィジョンでのスクランブル登板を果たす」という多分結構な珍記録を達成
*23:豪快な減資
【道マラへの道:札】札幌マラソンハーフでござる。の巻
<あらすじ>
2016年の公式戦を1勝2敗(洞爺湖DNF、函館完走、道マラDNF)で迎えたalovesunは札幌マラソン(ハーフ)で今季最終戦を迎えるのであった。
<本文>
道マラリタイア後はダメージもそれほどなく、週2程度の頻度で走って、休養も入れて当日に望む事が出来た。目標はあわよくば2時間であったが、昨年の浦河ピスカリマラソンの2時間13分、2時間10分切るのと、歩かない事である。
◆結果
2:08:51 歩かず、ほぼイーブンペース。ありがとォー!!
すすきのを北上するランナーの皆さん(俺も)
その他の写真だオラッ!!
今朝の豊平川
地下鉄はランナーがすし詰めだ!
真駒内駅。準備運動も含めて2キロほど歩いて真駒内オープンスタジアムへ。
ナナカマドですかね?赤く色づいてます。
美しさがある。
「無理せず笑顔で」大事ですね。「ホラ笑えよ」(←よしなさい)
完走出来ない事はないと思いますが、どんな顔で帰ってこれるのか…
着替えなど済ませて見て回る。真駒内オープンスタジアム(球技、陸上は出来ません)の周りは大混雑だ!
カイロプラクティックブースがあったので背中と首をほぐして頂いた。ありがとうございました。
待機の人が沢山。例によって最後方スタートの俺には関係がない!
最後方を守る道警。微力ながら私もその力になれればと思う。ケツは任せろ!
スタート。号砲からスタートラインまでは4分半程度。道が狭いので混雑がなかなかである。
豊平川左岸堤防。ようおすなぁ。尚陽射しと照り返しは凶悪。
冒頭のすすきのより更に大通寄りに。ここは応援と街路樹の木陰がマジありがたかったですね。
大通を西に。人を横断させる為にランナーは走路を指示されます。
札幌駅前通りを南下。ここからは街を南、河川敷を南西に向かう。つまり……日陰は真駒内公園まで8kmぐらいお預けだ!!
南大橋。人が河川敷に降りて行く様が見える。普段走ってるけど、人は疎らです。
河川敷。ここまで来ると関門がなくなるので、無理してた人が倒れたり歩いたりし始める。
道はグッと狭くなるので流れを読まないとサイドステップ踏まされて辛い。あと太陽がクソ眩しく、暑い。
真駒内公園に戻ってきた。俄然涼しくなる。高低差が出始めるが、涼しい事は神だ。
爽やかでしょう!残り1kmちょい。
帰ってきたやで〜
スタジアムに降りるこの一瞬の坂はヤバいwコケかけた。
コンクリの走路を半周して……
ゴール!長袖ランニングTシャツを頂きました。
札幌ユニフォーム着た方の応援など、してました。
最高にイイ酒場、金富士酒場マラソンクラブの方と。いこう!金富士!(勿論サッポロビールだぜ!)
3km部門のスタートを眺める。物凄い速さでキンタマ縮みました。
思ってたより全然暑かったハーフマラソンでした。今期終了!お疲れ様でした!
今年の洞爺湖、函館、北海道、札幌を走ったシューズ。ミッドソールまで削れたので御役御免となりました。
来年は大会用に軽いモデル(ライトレーサーとか)も試したいですね。
以上!
ショアッッッ!!!!
【北海道】ドライブドライブ(後志ぐるり編)
遅く起きた土曜、やる事もないのでドライブに出掛けた。(表題のドライブドライブ言うてんのはRCサクセションのdriveでもdrive my carでもなく忌野清志郎ソロのboo-boo-booでしたね)
◆写真だ!
中山峠から羊蹄山がよく見える。形がすんげーいいんだ。
中山峠の施設にコンサドーレ。こう言うの見ると嬉しいですね。今季序盤の京都戦かなんかでFK決めた福森選手だろうか。堀米悠斗選手がキャプテンマーク、櫛引選手が出てるなど序盤感が強い。
中山峠のレストランで超辛味噌ラーメン。言うほど辛くなく、辛さの保険として頼んだライスがちょっと辛(つら)かった。
道の駅ホッときもべつの野菜売り場。10kg単位でジャガイモやタマネギ売ってますけど、そんな使えないっすよ……w
そしてニセコフロマージュ。チーズを買うのだ。(ソフトクリームもチーズ濃厚で、んまい!)
岩内の道の駅。顔ハメ……!?
針路確認。
ヨーソローーーー!!!!!!
顔ハメはやってナンボ、ハメてナンボだぜ。
スケール感を見ると、まぁこんな感じ。
稚内行きに比べると山を走る分諸々気は遣いますが、楽しいドライブでした。
以上!
ショアッ!!!!
【北海道】完結編:利尻礼文、最北限の旅(3日目利尻〜稚内〜札幌)
<あらすじ>
「やっぱ一回ぐらい利尻島と礼文島行ってみたいよね?」という事で札幌を夜明け前にマイカーで出て稚内、稚内からフェリーで礼文に行ったalovesunは礼文島をハイキングしたり最北限のスコトン岬に行ったり何だりで初日を終え、2日目は改めて礼文島を回ってフェリーで利尻島へ。利尻島を一周しつつ利尻空港やオタトマリ沼を見てホテルビュッフェを腹一杯頂いたのであった……
※初日、2日目の様子は以下の通りです。
◆写真だオラッ!!!
3日目の利尻島行程
(出発点D:沓形港)
A:麗山湧水 B:白い恋人の丘 C:南浜湿原 E:鴛泊港
D地点アイランドインリシリ。館内に夕陽が美しい温泉もあり、夕飯も朝食も大変に美味しく、素敵なホテルでした。
利尻島沓形港。利尻〜礼文〜稚内の行き来に1日各方面3便ほど北東の鴛泊港が使われるのであるが、利尻礼文往復航路で1日1便沓形港が使われる。
沓形港から利尻富士を望む。3日目も雲で山頂は見えず。(初日に礼文島から見えた以外は見えず、とは言え雨雲近づく中1日でも見えたのはラッキーだったのかも)
最北限離島セイコーマート巡り、ラストのワンピース「セイコーマート沓形店」
これで礼文島「香深」、利尻島「利尻」「鬼脇」「沓形」全てが揃った!(※特にイベントは発生しませんでした。やはり天売焼尻、奥尻の収集が必要か……)
2日目夜に雨雲が来て少し雨が降ったのであるが、3日目はそこそこ晴れてくれた。
利尻町カントリーサイン。そういや礼文のカントリーサイン捕獲し忘れてたな……
利尻島を一周する道の脇に湧水。
A地点麗峰湧水。車で沓形から少し走ったところにある。最北名水百選の甘露名水は多少の登山が要るそうなので今回はこちらにした。水うまい。
沼浦湿原(ほぼB地点) オタトマリ沼を含む湿原。オタトマリ沼の駐車場直結!
北海道植生警察だ!
初日礼文島藪漕ぎハイキングのトラウマが出ると辛いので早々に引き返した。
2日目にホタテ食うた店で捻り出して貰った、ラベンダーと熊笹のミックスソフト。これが存外うまい!
B地点、白い恋人のパッケージに描かれた「オタトマリ沼越しの利尻富士」のビューポイントはここだ!という「白い恋人の丘」。雲が残念ではあったが、こちらは先程のオタトマリ沼と違って海も見える。
このように。(写真に写ってるかはわからんけど、島から東を見ると北海道本土が見える)
C地点。次はもう少し沓形方向に戻って「南浜湿原」だ。何か湿原エクスプローラーみたいな事になっているが、植物、虫、沼とか大好きな嫁様の希望に俺が逆らえよう筈もない。(僕は山とか沼は遠巻きに眺めてるだけで満足なんだ……)
オタトマリ沼と似たような絵面ですが、オタトマリ沼ではなく南浜湿原です。
板で橋が渡してあり、フルで1.5kmくらいかな?沼の上を歩ける。今回は短い500mコース。
北海道植生警察が喜ぶかはともかく、秋の訪れは感じる色合いでした。
色んなトンボ(赤普通、白糸、黒ヤンマ)がメイクラブしてて、トンボですらセクロスしてると言うのにおまいらときたら……と2000年代初頭の言い回しをせずにはいられない。
足元。こう言う狭い道苦手なので多少プレッシャーは感じましたね……(※橋はしっかりしてます)
綺麗な色である。
何かいい感じのブツブツ。
小さい花などつけおって此奴め……
うい奴よ……
E地点。稚内に戻るフェリーにチェックインすべく鴛泊港に戻ってきた。フェリーターミナル前の土産屋さん並びは利尻島も礼文島も変わらない感じで、とても良い。
鴛泊港フェリーターミナルは物凄く綺麗だ。
船が出るまで暇なのでその辺を歩く。鴛泊港から見えるゴリラ岩。お分り頂けるだろうか?ダンディなゴリラが左腕を伸ばしているように見える(実物はマジでそう見える)
ダンディさと逞しさがないが、真似るとこんな感じ。
利尻島お猫様これくしょん(猫これ)
小さいお猫様。
小さいお猫様2。
お猫様……
フェリーターミナルに戻ってメシを食う。二階に2店舗あり、片方ではウニ丼、ウニ飯が食べられる。もう片方はシーフードカレーなどカフェな感じ。
シーフードカレー食べてたら……
乗る船が接岸していた。急がねば。
今回乗った船は礼文島→利尻島→稚内の寄港便なためか、車両甲板がギッチギチ。(最悪乗れないかもって言われた時は肝が冷えました)
後ろはこんな感じ。本当に隙間がない。もしダメだったら夕方の便になってたし、その場合家に着くのは4日目のドがつく真夜中とかになっていたでしょう。
車両甲板はギッチギチだが、乗客は少ない。礼文島→利尻島のツアー客占有に比べると雲泥である。2時間ばかりのクルーズ。
僕は北海道本土?(なんて言うの?)に帰ってきたのだ……
帰りの行程。Googleマップさんは休憩という概念を省いた時間を提示するので注意が必要だ!
帰る道すがら、豊富バイパスのスノーシェード休憩所。シブい。
稚内港→豊富バイパス→232号線オロロンラインときて初山別の道の駅で休憩。オトンルイの風車とか、まぁ色々眺めての到着。途中犬3匹が道路横断するとかあったけど、制限速度走行のおかげで対応ができた。
ふぐだしラーメン。疲れた身体に沁みる。僕はもう、島にはいないんだ……
行きもそうだったんだけど、道央道深川分岐〜深川留萌道深川西ICが通行止めだったので道の駅「ライスランドふかがわ」で最後の休憩。月が綺麗な夜だった。家には日付変更前に到着。
「離島に行ってみたい。出来れば礼文と利尻」と言うことでやった利尻礼文旅行。メシがまぁホントにうまいし、雰囲気っていうんでしょうか、船ってやっぱ乗らないからレア感あって楽しいですね。
皆様も是非北海道にお越し頂き、全てを忘れて島に向かってみてはいかがでしょう?(尚これからはオフシーズンだと思います。夏ですね)
ありがとうございました。
(例によって「北海道植生警察」というパワーワードはアサイさんのエントリより頂戴して勝手ながら使っております。植生警察ってそもそもなんだよ…あと何で地域符号がついてんだよ…外来種に厳しいのかよ…厳しくてしかるべきだよ…セイタカアワダチソウかよ…札幌にかぎらず、アレはホント多いですね)
ショアッ!!!!
【北海道】利尻礼文、最北限の旅(2日目礼文〜利尻)
<あらすじ>
一度は行きたい最北限、礼文島スコトン岬を目指して未明に家を出たalovesunは、無事礼文島に辿り着き、丘陵ハイキング、スコトン岬見物、廃空港である礼文空港見物を1日のうちに済ませたのであった。
◆2日目(礼文〜利尻)
写真だオラッ!!
2日目。曇りになり利尻富士は見えなくなっていた。
行動予定は特にない。初日段階で回りたいところは済ませている為、午後の「礼文島香深港〜利尻島鴛泊港」までに行ってみたいところなら行くぞ。というぐらいである。
朝食はパンでも食おうと船泊地域(スコトン岬との中間地点)に向かう。
(スケール感。南の香深港から北側の船泊へ。礼文空港は船泊の右上、スコトン岬は左上の先端)
「らぱん」でいくつかパンを買う。こいつを昨日行ってない「澄海岬(スカイ岬)」で食おうという腹だ。最北限ベーカリー……ククク………
船泊から車で10分とかそんなん。近い。スカイ岬駐車場には「稚内利尻礼文三日間、うまいもんづくしの旅」みたいなバスツアーから大量に旅行者が供給されていた。昨日の夕方だと誰もいなかったのに、人の密度が違う!
スカイ岬の港部分。
逆サイドの湾部分。水が透明なのだ。
スカイ岬の展望台、油断してたらめっちゃ人が登ってきた。前日にハード気味なハイクを済ませた俺たちと違い、彼らには堪えた事だろう……
晴れたり、夕暮れなんかは素晴らしそうですね。
岬駐車場のおみやげ屋さんでエビ汁を頂く。風に吹かれて身体が冷えちまったのさ。
ダシもそうだしエビもうめぇもんだから文句のつけようもない。一杯200円。ブレは許容範囲内、シャキ気味ネギに赤く茹ださったシマエビがウンメ〜〜!!汁完飲。押忍ごっつぁん。
スカイ岬を出てやはり車で10分程度。再びのスコトン岬。バスツアーガシガシ入ってくる!昨日の夕方とは大違い!(我々の他にはバイクの人2人ぐらいだったかな?)
昨夕はカンバンだったスコトン岬のおみやげ屋さん。他のおみやげ屋さん(スカイ岬、香深港)と違い、なんか洗練されてる。「島の人」で検索すると良いらしい。スコトン岬(の下)で民宿やってらっしゃいますね。
昼に見るトド島。
また車を走らせて、昼の礼文空港。滑走路を見下ろす。
なんか廃業した空港ってあんまりというか初めて見るのでハマってしまった。
船泊エリアを済ませて香深辺りは。礼文島唯一と思しき信号交差点。
昼飯は岩海苔ラーメンなどを頂いた。嫁様曰く「海そのものみたいな味」ホントそんな感じ。
出航まで時間があったのでサクッと礼文島郷土資料館を見物。1人300円。縄文時代から人が住んでおり、発掘や大規模建築が行われなかったせいか(←これは俺の推測)、明治以降の工事に伴う発掘でやたらと遺跡が出てるようで、展示物はとても多く、面白かった。
なんやらねぇ。ホント。
コレお前、アレやろ。とうらぶ言う奴やろ?ん?おっちゃん知っとんがよ。
さて香深港から利尻島鴛泊港に出航です。
車輌甲板へはとにかく物資積んだトラックが多く入る。船による輸送は生命線なんですな。
香深港出航。礼文島ありがとう!それはともかく、このフェリーはさっき岬にいたツアー客がもっそい乗っていて、中の座席は全て占領されていた。我々は1時間程度とは言え、外の席にいたのである。寒い!
中の席取りバトル敗北者である我々。何故か進行方向後ろ向き、礼文島を眺めながら寒さに耐える。
(とは言え距離自体は近いので、すぐ鴛泊港に着く)
鴛泊港、到着。
利尻鴛泊港のフェリーターミナルはめっちゃ新しく、綺麗である。
翌日を楽にする為、陽が傾きつつあるこの時間から反時計回りに利尻島を回ることにした。
◆利尻編、概ねの位置関係
D :鴛泊港
A:利尻空港
B:沓形港
C:オタトマリ沼
(これをD →A→B→C→Bと反時計回り)
では、参りましょう。
最北限離島セイコーマート、利尻店。
利尻島には「利尻、沓形、鬼脇」の3店舗があると言う。
少し走ったら利尻空港があった。ここはJALとANA、どちらも飛んでいる現役バリバリの空港だ。丘珠と新千歳に飛んでますね。
最北限出発手続き。(稚内空港のが多分北だよなっていうか稚内って空港どこにあったっけ?宗谷岬と稚内の間か!)
利尻空港二階展望デッキから利尻富士。車を走らせている間、この山を見ない事は全く無い。
30分程車を走らせて、北東の鴛泊港から南端の「白い恋人のパッケージに描かれた利尻富士はこっから見たんちゃうか?」でおなじみのオタトマリ沼に到着。利尻富士自体はもうスッキリと見える事はなかった。
来たぞ感を押し出していくスタイル。
ツアーバスで来る客をちぎっては投げちぎっては投げ、獅子奮迅の客捌きをしていた土産物屋さんというか飯どころ。ホタテとか焼いて食わす感じ。うまかった。
ホタテバター焼きfeat.アスパラ
同じ建物の向かいの店ではただ焼いただけfeat.ワタ。ワタ好きなんで追加で食べた。
白い恋人的にはこういう事だそうです。先を急ごう。
鬼脇港のセイコーマート
オタトマリ沼から反時計回りにもう少し行ったとこにある。
一周しかかった最後らへん、地図でいうと右上のキワみたいなとこの展望駐車場から、多分この日一番上まで見えた利尻富士。
日没までにやりたい事を概ね済ませた満足とともに、沓形のホテルまで向かう。(一周と4分の1くらいしてる事になる)
利尻島にはサッポロドラッグストア、サツドラがある。EZOCAにポイントをつけてもらいつつ、酒、つまりサッポロクラシックを補充。
ホテル駐車場から夕焼けに染まる利尻富士(に被さる雲)。ええすね。
車を運転する役目が終わり、パイイチ入れさせて頂く。以上に沁みるのは離島の高揚感ゆえか。いや、多分ただ単に疲れてるのだ…
アイランドインリシリ、夕食バイキング。久々のバイキングというのもあったが、まぁなんでも美味い(ソイの刺身、ウニスパゲティ、何故かジンギスカン焼きうどんがヤバかった)もんだから、残しはしないまでも、かなり限界まで食べてしまった。
もう我慢すべきなのにエクストラ刺身を取りに行き、あまつさえジンギスカン焼きうどんまで……
この夜は猛烈な腹パンパン具合で、買った酒を飲みきるのに難儀したのを覚えている。美味すぎるビュッフェというのも困るもんなのだ(自制出来ないマン)
明日はいよいよ最終日。利尻から稚内に渡り、札幌に帰る行程である。
以上
(3日目は以下の通りです)
ショアッ!!!!
【北海道】利尻礼文、最北限の旅(1日目札幌〜稚内〜礼文)
こないだ札幌からマイカーで稚内〜礼文島〜利尻島を回って帰って楽しかったので写真などをアレしようと思う。撮影?iPhoneだよ。5S。
(尚、MVNOのmineoAプランau回線、利尻礼文、最北限のスコトン岬でも問題なく通信出来ました事をご報告致します)
◆行程
なんとなくのスケール感は以下の通りです。
ユジノサハリンスクてお前……(天気良くて稚内港から樺太見えましたですね…)
◆1日目(札幌〜稚内〜礼文)
札幌→稚内 (道央道、深川留萌道、232号線、40号豊富バイパス)
稚内港→礼文島香深港 (フェリー)*香深は「かふか」と読む。海辺の香深。
◆2日目(礼文〜利尻)
礼文島香深港→利尻島鴛泊港 (フェリー)*鴛泊は「おしどまり」
鴛泊→沓形 (車)*沓形は「くつがた」
◆3日目(利尻〜稚内〜札幌)
沓形→鴛泊 (車)
稚内→札幌 (40号豊富バイパス、232号線、深川留萌道、道央道)
◆費用
高速代 往復で5000円くらい(道央道のみ。深川留萌道、豊富バイパスは無料)
フェリー代 45000円くらい
※稚内→礼文、礼文→利尻、利尻→稚内の三区間で、車1台(運転者1人の代金含む)+同行1人の合計。(レンタカーにしてしまえば三区間2人で一万かそこらでないかな?)
◆写真だオラっ!
初日
夜明け前に家を出て、稚内に向かう。浮かれてほぼ眠れなかったが、道央道、深川留萌道、オロロンライン、豊富バイパス全ての行程がそれはもう空いていて、5時間半ぐらいで稚内についた。
夜が明けて休憩入れた道の駅、風W苫前。「ふわっと」苫前と読む。風力発電しとるからね。ネーミングに物凄い道民センスを感じる……
稚内についた。
稚内駅(1日数本の列車しか来ないので、事実上の道の駅兼映画館)に存在する恐らくは日本最北端のハーフラック。
道路整備が宗谷地域では災害対策として必須である。という展示。一度車で走ると色々感じるし、道路はホント大事やなとなりますね。
稚内フェリーターミナル。存外綺麗。お向かいには国際航路のターミナルがある。そこから樺太に行けるんやろね……ロマンチック。
礼文行きのフェリーが入港した。ロープ投げたりするのは見ててシビれますね。
車輌甲板に駐車。11:05に出航。
利尻島は稚内からでも見えてるが、礼文島が見えてくるとテンションが上がる。(船では2時間あり、接岸前まで寝てた……)
フェリーから車を出す。僕は礼文島に、最北限の島にいるのだ……!目の前には利尻富士がバッチリ見えている。肉眼だとすっげぇすぐそこに見えます。
香深港フェリーターミナルと、向かいの土産物屋さん。上がる〜
フェリーターミナルで飯を食おうとなった。
香深港二階の武ちゃん名物ホッケの蒲焼き丼。うまかった!ウニ軍艦も食べたけど、光の関係で絶望的な色合いに写ってしまい、これは見せない方がよいなという大人の判断(美味すぎではあった!臭みゼロの甘みマックスよ)
日が暮れる前にやるべき事として、元地灯台に歩いて行こうとなり、そのルートにある『北のカナリヤ』パークに。映画見てくれよな!(僕は未見です)
先の北のカナリヤパークに車を停め、一旦知床(エリアの名前)に下る。最北限の猫に出会う(※礼文島知床は礼文島最南端です)
分かれ道。僕はこれから灯台に行くんだ……嫁様とのピクニック、最高やん?
息が切れつつ登る。振り向けば利尻富士。最高だね!素敵なピクニックだ!(尚前日からほぼ不眠)
そこそこ登ったところに看板。思えばここまでがまともなルートだった。
最北限の自然、高山植物達が何故かここに来て牙を剥き始める。道がね、狭く、なって、くる
北海道植生警察だ!北海道植生警察だ!などと頭の中でブツブツ言いつつ登る。辛い。嫁様は写真を撮るなどしている。マラソンとは違う、登り坂オンリーイベントの辛さ。しかし僕は今、妻とピクニックをしている。それは幸せな事なのだ。心拍数は酷いことになってるけど。
灯台だ……(裏に回って海を見ればよかったんだろうけど、疲れ過ぎてたのと草ボーボーでルートがないのもあり、忘れてた)
アレだけ興奮した利尻富士、今はただ自分の心拍、眠りたい休みたい欲求、それだけが頭を支配する。
下りの道も、狭く、雨上がりだったからかぬかるんでいる。不平を言っても俺は下山出来ない。礼文島を楽しみたければ歩みを続けるしかないのだ。
俺は北海道植生警察だ!北海道植生警察見習いだ!ただ唱えていても救われる事はなく、僕はただ蚊に喰われないようパーカーをかぶり、歩を進める。
この木立を抜け、朝3:30から始まった旅は一旦の終着を見た。車に戻った時、僕は大きく息をついた。(嫁様は元気である。つよい)
北のカナリヤパークから車を走らせ、今夜の宿に一旦チェックイン。時間は大体16:30くらい。この日のうちに『最北限スコトン岬』を済ませたいので、軽く着替えて車を出す。
スコトン岬に着いた!香深港からは20キロちょっと。礼文島内に信号は一つしかない。湾岸の道は狭いが譲り合うのに問題はなく、存外簡単に辿り着ける。
ところで「最北限」や「スコトン岬」については、東京住みの頃から知っていた。ピエール瀧のコミック牙というDVDにおいて、かなり冬の時期のスコトン岬が紹介されていたからだ。(小型バイクのモンキーに「ぶっ殺すぞ感」溢れるカスタムを施す「バイクアニキ」が個人的には好き)
スコトン岬に戻ろう。
トド島が夕焼けに美しい。昔は最北端とされていたけど、宗谷岬のが北緯が高い事が分かって最北限って言うようになったんだっけ?(困ったらググろう)
良いですね。さて、僕には一つ、見に行きたい場所がある。
礼文空港だ。閉業とは知らなかったが、どーせ後は風呂入って居酒屋行くだけだし、スコトン岬から香深港戻る前に行ってみよう!
道路が封鎖されているとかもなく、そこには利用されていない空港があった。緊急時などは使う事もあるのだろうか?
香深に戻る道中、陽もとっぷりと暮れ、今回の旅の裏テーマである最北限セイコーマートに到達。(最北端でいうと、稚内駅か、宗谷岬あたりにもう一つあったような気がします)
真面目な話、セイコーマートは島、道内僻地における重要なインフラなのです。
宿に戻って、温泉に入った後は、さぁ飲むぞ!
漁協がやってる「かふか」でサッポロクラシック。お通しが既にうまい。ホッケのちゃんちゃん焼き定食、ウニ、八角スティック揚げをオーダー。
焼き、生、両ウニ。針がどっちも動く。身の詰まりは最盛期に比べ痩せてはいるけど、まあ本当にうまい!!!すげーな。
八角スティック。これもビールがアレする味。たまらぬ。
じっくり炭火で焼かれたちゃんちゃん焼きは当たり前に美味く、メシ殺しである。また、ホッケの皮もパリパリになるまで焼かれ、美味しいビール殺しと化していた。身も皮もうまい。島のホッケの強さを見た気がした。
礼文島の幸を堪能し、時間的、移動距離的に長い1日は終わったのである。
二日目の日記はこちらです。
三日目の記事はこちらです。
※文中の「北海道植生警察」につきまして、アサイさんによるパワー溢れる単語を借用しました事をご報告致します。
以上!
ショアッ!!!!
リーグ戦再開は久々の厚別
群馬戦でした。結果こそ3-1と差が出たように見えますが、試合の内容は「札幌が苦手としている事を仕掛けてくる群馬、それに付き合ってやられまくる札幌」であり、後半投入出来たコマの質(ヘイス、小野伸二)で風向きが何とか変わったという試合だったと思います。
試練の7月8月を乗り切った事で、今後は「対札幌スペシャル」を施行してくるチームとばかりになり、フラストレーションは溜まる事が多いかと思います。応援装置で「も」あるゴール裏などはワンプレーへの溜息を飲み込んで尚デカイ声出すとか、なんかそんなんやっていきたいなと思いました。
写真だオラッ!
綺麗やのう!厚別綺麗やのう!
ええやろがい〜!
人多いですね。9000人入ったそうな!
雲がホレ!
パノラマってみた。
エロい!既にエロい!
ヤー
秋の空ですね。札幌フラッグがええですね。
勝った!柵は若い人に体験して貰おうの回でしたw
不安が多い内容でも勝ったら勝ったなりの行動。
雲が晴れて晴天の厚別。
厚別の昆布漁は最盛期を迎えています。
ドーレくんさんの優しさよ。
厚別キノコ祭り!フォトジェニックなこのキノコを代表としてお送り致します。
帰ってから録画見たけど都倉の3点目はオフサイドないですね。
以上!
ちょっとね、しんどい試合増えるけど、上に行ったら全部しんどいから、しんどさに応援を左右されないよう対塩耐性を鍛えていきましょう!
ショアッ!