勝てて良かった。
負けてたらこの顔をしてるのは札幌だったのだ……*1
前半は史上最悪につまらなく、厚別に来て、春の訪れがいよいよ見えて、心が浮かれ、キッチンカーやポップコーンの甘い香り、ドームと違って見渡しのいいコンコースを歩く人の様子もなんだか2割増しで楽しそうな祝祭感ある、そんな幸せな気分が、前半の札幌のサッカーで完全に冷え切った。
「もう、帰ろうかな……」
すんでのところまで出かかった言葉を飲み込んで後半を迎えると、狩場と化した高嶺→小柏と交代が入り、仄かに期待が芽生える。
その後は露骨に「やれるなら最初からやれよ!」的な流れになり*2、ジェイとドウグラスを入れてアンデルソン・ロペスとのBOURYOKU3TOPで「引き分け狙い」に堕した仙台の甲羅を叩き割ろうと殴り続ける。
甲羅はまぁ割れた。
ハッキリ言って、後半めちゃくちゃ面白かった。
そして前半は、過去1でつまらなかった。
一試合の間にここまで違うサッカーになるのも信じられないが、でも事実そうなんだから仕方ない。*3
ともあれ、
物凄い落胆→期待→同点→タコ殴り→BOURYOKUゴールで逆転→打ち拉がれたチームが項垂れてやってくるのを目の前で見る背徳→あと、知らんけどなんか揉め事。*4
これだけのエンターテインメントをたった2000円ちょいで味わってしまった俺は、本当に飲みに行きたかった。
だが、耐えた!!!!!
家で嫁様と飲んだ。
新型コロナウイルス感染症はワクチン接種が始まって、感染症への対策ははしごの残り2〜3mだ。
やっていくぞ……!!!
とりとめはないけど、あの、
負けなくてよかったし、勝って嬉しかったです。
それはそれとして、前半は死ぬ程つまらなくて、マジでクソだなと思って見てました。
でもでも、何回でも言うけど、後半は楽しかったです。
(ピッチがボコボコとか、事情はあろうけど、あの実感の変化はこれまで感じたことがなかった。すごく変な、でもエンターテインメントの塊みたいな、厚別でした)
Ciao
*1:負けた方が監督解任に動くぐらいの対戦だったと思ってる。それぐらい小柏抜きの札幌は攻め手に乏しく、淡々と安い失点で負けてきたの……
*2:とはいえ、小柏がいないのだから、小柏が居るようには攻められなかったのは自明なんだけども。
*3:小柏ありきで組むのはいいけど、小柏おらんだら何も出来ないんではアジアとか言ってんじゃねぇよ感は否めないす……
*4:揉め事の写真とか撮りたくなる気持ちはまぁわかるけど、揉めてる人達を【相手からバッチリ見える位置で】カメラ構えて撮ってる人、ホント警備員に迷惑かけんなよと思うぞ。そりゃ殴られたら被害者になれるけど、被害者にならないようにしてくれてるのは警備員の人のおかげや。穏便に事を済ますために、遠くから撮ろうな!←冷静な解決