(去年の負け記事)
そんな訳で「昨年の洞爺湖マラソン、最終関門(37.5km14:30)を目の前で閉門されてDNF」のリベンジを果たす事が出来ました。タイム?そんなもん削りたい奴にやらせとけ!こっちゃあ完走するだけで必死なんや!
結果は号砲から5時間29分ジャスト。制限時間ギリギリのギリギリで本当にギリギリでございました。
今回は走る2日前に「心拍計付きGPSウォッチ」であるところの「GARMIN ForeAthlete35J」を購入してまして、心拍数が上がり過ぎない(心拍ゾーン5になるべく入れない)事を主眼に、タイムは度外視で挑みました。で、これはなかなか良いなと。安心するなと。あとはこれまで心拍トレーニング出来ていなかった事を痛感しました。
私が買った奴はコレ。色は4つあるので好きな奴にしたらよいと思います。黒が何故か他の色である白、ライトグリーン、ライトブルーと比べて妙に安い!これは謎ですね。
装着感については、ベルトが思いの外柔らかくて、着けてることが一切気にならないのに驚きました。腕時計苦手派の私でも平気です。
他に安い心拍計付きGPSウォッチだとポラールのがありますですね。とにかく安い。良いかどうかはわかんないけど。
この価格差でメタクソ心揺れましたが、デザイン的なところでガーミンにしました。私はタッチパネル要らないので、心拍計つき最廉価モデルの35Jとしております。電池の持ちも初心ランナーほど必要ですから、GARMINのForeAthlete35Jはかなり心強い選択肢だと思います。
GARMINはどういう風なデータが管理されるか?
腕時計側で取得したデータはBluetoothでiPhoneとかスマートフォンに同期します。パソコンに充電用USBクリップ経由で入れる方法もあるけど、まぁそっちのがめんどくささはありますね。
で、腕時計→スマートフォン→ガーミンコネクト(インターネット上のアクティビティ管理サービス*3 )という流れでデータが向かい、管理される事となります。
管理アプリガのランニングサマリー。
走行中のペースと心拍数を重ねたもの。心拍数が坂のセクションから乱高下ですね。歩くようになったし。
コース高低差と心拍数の重ね合わせ。真ん中の山(財田のセクション)の高低差エグいw 高い機種だと取れるデータも増えてるようですが、値段も張るので私の選択肢からは外れました…
レース中、最大心拍数の90%を超えるほど*4上がり過ぎたら「いかんぞ。これはいかんぞ」と意識してペースを緩め、改めて心拍数を見る。などの管理をしてみました。心拍数で管理すると「ペース」に過敏にならずに済むので精神的に楽だったかも知れません。*5
あとはまぁ、純粋に「現在時刻がiPhoneタップしなくてもわかる」のが走行管理の上で気楽でした。当たり前ですが、iPhoneだけって人は案外「時間*6」を気にしてやきもきするところあるんでないかなって思います。思うっていうか、僕はそうでした。そして疲弊しきると簡単な計算*7が怪しくなって考えられなくなってしまう。これもまた辛い。ここから解放されたのも心の余裕には繋がった気がします。
とまぁ、初めて心拍計付きGPSウォッチを使ってみて、心拍計付きははなかなか良いものだと思いました。今まで「ある程度のペース出して維持するのは出来てるし、大した事ない」と考えていたものは「筋肉」の話で、「心肺系循環系」はあんまり鍛えられてなかったんちゃうかなと、走り出してしばらく経っての心拍上止まりで思った次第です。
今後心拍トレーニングやるぞ!
GPSウォッチ考えてる方は心拍計付きを考えてみてはいかがでしょうか?(腕時計型、楽ですわ)
では、当日の写真だオラッ!
洞爺湖マラソンの朝は(当日入りの僕には)早い。これは先日完成したポロモイスタジアムというコンサドーレと洞爺湖町でアレしたサッカー場。帰りに車から見たら試合してましたね。出でよ洞爺湖畔Jリーガー!*8
荷物を預けるなどするところ。今年もお世話になります。
一年ぶりだねぇ(何者かはイマイチ分かっていない)
着替えて湖畔に降りたらもう始まっていてビビったが、2kmの模様。脅かすなよ…
今年も準備は今2つというか、全然足りてないけど頑張るぞ。去年よりは遠景がモヤモヤでしたね。
スタート地点で金富士酒場の皆様と。去年は最終関門のバスでご一緒する事になった方もいらっしゃいまして、改めて無事の帰還を誓う次第!
なんかね、暑かったんですよ。日差しが。(それが数時間後の悲劇を生む…)
スタートしてます。走路監視員と桜。ソメイヨシノは終わりましたが、エゾヤマザクラとか八重桜なんかはまだまだ元気で、ソメイヨシノ一強でない北海道が僕は好きです。葉桜最高。
走ってるとたまに見える看板。知ってた。
見ての通りメタクソ日差しが強い。
こうした日陰を貪欲に利用していくスタイル(弱いランナーほど大事です)
中間地点(21.1km)を過ぎ、一旦湖畔から財田(たからだ)の坂道往復に逸れる。ここが1番辛い。何せ往きは3kmの登りで、復路は3kmの下り。しかもこの間6km一切の日陰無し。ランナーの体力をこれでもかと削る上、暑さからかこのセクション前の補給では水のカップが無く補給を受けられない事態も発生していた。*9
湖畔ステージに戻り、自衛隊給水車。かっちょいい!日陰も復活しますが、ここからは純粋に体力と気力の問題で走れなくなりました。
「お水…」「もうなくなってしまって…」「あ!あ!この先2.5kmでありますよ!」「あ、はい……(絶望)」
機能が無くなった以上はとっとと片付ける。合理的な判断で良いと思いますが、あの、とにかくお水ください……w
どうにかして昨年打ち切られた最終関門に時間1分前に到達!これで完走はできる!やったぜ!
なんとか定義時間内で完走。補給を断たれるインパール洞爺湖マラソン2017でリベンジなりました!
事前申請の参加賞Tシャツが主催者側の手違いから数が足りてなくて受け取れず、係員に間違った手続き場所を案内され、足が動かない中行った先では当然対応出来ないとの事で別の場所を案内され、その先で一頻り愚痴るなどのトラブルはありましたが何とか着替えて嫁ーズと記念撮影。手には持ち込んだプロテイン。Tシャツは後日郵送との事。
駐車場へバス最終便で向かう。もう昼の暑さは嘘のように冷たい風が吹いていた。
バス車窓から。よく使われてましたよ。良いですね!
参加賞の無料温泉券は壮瞥町営のゆーあいの湯!気持ち良かった…!
カロリーを取らないかんという事で有珠にあるという宇宙ラーメン?に向かうも無慈悲なスープ切れ閉店!
伊達のイオンの隣のじぇんとる麺さんに来ました。
伊達ラーメン(ホルモン)味噌味でうまい!
心底疲れていて、昨年は洞爺湖から中山峠経由で帰ったんだけどもまぁ本当にしんどかった。その反省を活かして伊達から高速に乗り、帰宅。樽前サービスエリアのセイコーマートはコーヒーも飲めるし神ですね!
お疲れ様でした!
以上ッ!
ショアッッッ!!!!