汁だ!汁を作るんだ!そして、温まれ!
こんな感じでいいんだよ。
沸騰したとこに忘れてた昆布と唐辛子入れたけど、全然いいんだよ!
ダシの昆布は水からとか、別にそうでなくてもいい。
何だって作れる。何だって食べられる。
食べたい料理に、プリズムジャンプ!!
やっていくぞ!!
買ってきた鶏肉(見切り品)、大根、人参、白菜、大根の葉、ネギを刻む。
鶏肉は最後に切るとか気を遣うクセはつけたほうが良いが、煮込む料理なら気にしなくていい。
鶏皮を嫌う人は多い。それは理解する。
でも俺は鶏皮や鶏の脂が大好きだ。
刻んだ生姜と炒めて脂を出そう!
脂が出たら鶏肉入れて、表面が白くなったら大根、人参と入れてわっさわっさ回す。これは別にしなくてもいい。
鶏、大根と入れて、水をすぐ入れてもいい。
すると、こうなる。脂で濁った様子がたまらない。沸かそう。
沸いた頃に昆布と唐辛子を入れるのを思い出した。
ただ、昆布も唐辛子もマストではない。気分だ。
俺はどちらも食べ物として好きなのだ。
アクを取って(とらなくてもいい。死にはしないし、店で脂と塩に塗れたものを食うよりは確実に健康にいいから気にするな)白菜、大根の葉を入れる。
流通の邪魔だろうから切られてしまうのだろうけど、俺は大根の葉が好きなんだ……!
酒、塩、醤油を少しずつ入れて、味噌メインに完成。ネギを入れてひと煮立ちさせたら食うぞ!
鶏の脂のせいか、全然冷めないし、食べ終わりで唇はテロッテロだ!
具を片付けたら汁ごはんにしてかっこめ!
どうせ誰も見ちゃいねぇ!
お前の部屋の、お前の料理だ。
お前が王様で、お前が臣民だ!
ん?
なんかまぁ、そんなだ。
食べたら身体が燃えてきた!
やるしかねぇ!!!!
皿洗って、寝よう!
皿は明日洗ってもいい。
汁を作ったお前は、間違いなく勇者だ!
じゃああの、そんな感じで……